夫との出会いは18才の頃。
高校生だった私は就職先も決まり卒業するまで
ひたすら遊び、友達と毎日一緒に過ごしていました。
そんなある日、友達が連れて来たのが今の夫です。
私のひと目ぼれから始まり猛アタックの末付き合うことになりました。
付き合い始めてからはどこに行くにも毎日一緒にいて
少しの時間だけでも離れてしまうとすごく寂しい気持ちになりました。
この人以上に優しい人はいないと思いどんどん好きになっていました。
そしてすぐに同棲が始まります。
起きたら隣には好きな人がいて一緒に朝ごはんを食べながらニュース番組を見たり、一緒に買い物に行ったり、お風呂上りのアイスを頬張りながらたわいもない話をしたり。
何気ない毎日がキラキラし、楽しい日々でした。
二十歳の時に妊娠がわかり、夫からはちゃんとプロポーズを言ってもらえないまま将来の話をして自然と結婚することになりました。
これから産まれてくる子供のためにお互い頑張っていこうね♪と
まだお互い若くやりたいこともまだまだあり未熟な部分がたくさんある中
私は販売員のため立ち仕事や重い荷物を運んだりするのが
お腹に負担がかかるので販売員の仕事をやめました。
夫一人の稼ぎで生活するので
結婚式や婚約指輪は期待していなかったのですが
ある日お家でご飯を食べていた時にぽんっと
テーブルの上に箱をおかれ、急のサプライズにドキドキしながら
箱を空けると婚約指輪がありました。
その時のかつかつの生活の中で婚約指輪を諦めていたので
驚きと嬉しさでいっぱいで30分程騒いだことを思い出します。
今は子供の行事ごとや特別な日に指輪をはめてはその頃の思い出が蘇り幸せな気分になります。
夫に買ってもらい誇らしい気分と嬉しさと家族の大切さ、これからも頑張っていこうと思えます。
私にとっては魔法の指輪で、この先私の一番の宝物になるでしょう。